超フツーなハズの私が黒王子様のお気に入り?!そんなの絶対ありえません!?

「おはよう、って、レイア~~~!」
「おはようございます、お姉様!」

部屋に入った私を見るなり目を輝かせて今にも抱きついてきそうな勢いをしてるのは、私より4つ年上の、白神桜菜(サナ)、サナ姉さん。
ウチの長女でもあるよ!
サナ姉さんはとっても優しくて、可愛くて、その上成績優秀!
いつも私の面倒を見てくれるし、サナ姉さんには感謝しかないくらいお世話になってる。
私の自慢の姉さんだよ!

「丁度良いところにきたね、レイア!」
「……?何がですか?」
私はキョトン、と首を傾げる。
「これこれ!」
「わぁ…………!何ですか、これ?」
目の前に出されたのはとっても可愛いキラキラの深い青の宝石のブレスレットだ。
「今日からレイアは中等部に上がるでしょう?頑張ってね、と、おめでとう、を込めて、プレゼント!」
「い、いいんですか?!」
こんなに綺麗で高級そうなものを私が貰っちゃっていいのかな……?
「もちろん、もちろん!可愛い妹のためにも頑張って用意したんだから、貰っちゃって!」
「あ、ありがとうございます…!すごく、すっごく嬉しいです!一生大事にしますね………!」
そう言いながらペコペコ頭を下げる。
「いいよいいよ、そんなに喜んでもらえたなら良かった~!」
ニコニコと笑っている姉さん。
「じゃあ、私、着替え終わったから、先行ってるね」
「はい、本当にありがとうございました」
ヒラヒラと手を振りながら部屋から姉さんは出ていった。