私、桜木姫香は可愛い。
茶色のふわふわした肩につく長さくらいの髪、淡い桃色の瞳、小柄で、細い手足。
自分でいうのは何だけど、私は平均で見ればかなり可愛い方。
そして、男の子が苦手。人付き合いも苦手だし、目立つことも苦手。
人見知りで、静かに過ごしたい私には、この容赦があまりに不都合きわまりない。
ロマンチックな恋とかには憧れがあるけど、高校生で可愛げがない私には、関係のない話。
「あれ、桜木ちゃんどこー?」
ひっそりと空き教室で隠れている私を追いかけまわすように探し回る、名前も知らない男の子たち。
少し、ボーっとしすぎたみたい
ここもそろそろ見つかるかも、と思った時。
ガラガラ
「ここ、隠れるのによさげかも」
暗くてよくわからないけど、声からして男の子だ…
私のいるところは、山住になった沢山ある段ボールの中。
そう簡単には見つからない場所だけど、いざ男の子が近くにいるとなると体が震える。
「にしても、ここ埃すごいな~」
ここは、空き教室といっても、物置みたいに使われている。
だからここは、私の隠れ家にぴったりだと思ったんだけど、かぶってしまうとは。
今日の私は、とことん運が悪い。
とりあえず今は、隠れることに徹しなければ…!
一人で小さくガッツポーズをし、気合を入れる。
「あれ、君こんなところで何しているの」
「ひょえーー!!」
気づいたら近くまで来ていたらしい男の子。
驚きの余り間抜けな声が出る。
「あれ、もしかしてサクラヒメちゃん?」
「だれですか、それ…」
全く聞き覚えのない名前に固まる私。
サクラヒメって、どこのお姫様…?
私の名前は桜木姫香だけど、そんなお姫様みたいなあだ名は初耳だ。
「噂と全然違うね。クールなサクラヒメとは。」
クール…?
「本当に誰ですか、その人は。」
私は確かに、極力人といないようにしているし、雑談をする友達も少数だが、それは私が人付き合いが苦手で、人見知りなだけだ。
決してクールとかではない。
…なんだか、自分でも少し悲しくなる。
茶色のふわふわした肩につく長さくらいの髪、淡い桃色の瞳、小柄で、細い手足。
自分でいうのは何だけど、私は平均で見ればかなり可愛い方。
そして、男の子が苦手。人付き合いも苦手だし、目立つことも苦手。
人見知りで、静かに過ごしたい私には、この容赦があまりに不都合きわまりない。
ロマンチックな恋とかには憧れがあるけど、高校生で可愛げがない私には、関係のない話。
「あれ、桜木ちゃんどこー?」
ひっそりと空き教室で隠れている私を追いかけまわすように探し回る、名前も知らない男の子たち。
少し、ボーっとしすぎたみたい
ここもそろそろ見つかるかも、と思った時。
ガラガラ
「ここ、隠れるのによさげかも」
暗くてよくわからないけど、声からして男の子だ…
私のいるところは、山住になった沢山ある段ボールの中。
そう簡単には見つからない場所だけど、いざ男の子が近くにいるとなると体が震える。
「にしても、ここ埃すごいな~」
ここは、空き教室といっても、物置みたいに使われている。
だからここは、私の隠れ家にぴったりだと思ったんだけど、かぶってしまうとは。
今日の私は、とことん運が悪い。
とりあえず今は、隠れることに徹しなければ…!
一人で小さくガッツポーズをし、気合を入れる。
「あれ、君こんなところで何しているの」
「ひょえーー!!」
気づいたら近くまで来ていたらしい男の子。
驚きの余り間抜けな声が出る。
「あれ、もしかしてサクラヒメちゃん?」
「だれですか、それ…」
全く聞き覚えのない名前に固まる私。
サクラヒメって、どこのお姫様…?
私の名前は桜木姫香だけど、そんなお姫様みたいなあだ名は初耳だ。
「噂と全然違うね。クールなサクラヒメとは。」
クール…?
「本当に誰ですか、その人は。」
私は確かに、極力人といないようにしているし、雑談をする友達も少数だが、それは私が人付き合いが苦手で、人見知りなだけだ。
決してクールとかではない。
…なんだか、自分でも少し悲しくなる。



