あるところに女の子が居ました。

すると、女の子の前に妖精が現れました。

「なにか一つ、願いを叶えてあげよう」

すると、女の子は言いました。

「家族を消してちょうだい。あんな家族、もうまっぴらよ」

「わかったよ。明日には、消えてるよ」

女の子が朝起きると、

お母さんもお父さんもお兄ちゃんもいました。

「どう?気に入ってもらえたかな?」

「昨日の願いを取り消して」

「一度したお願いは取り消せないよ」

女の子はわんわん泣きました。

ヒント
家族を消したのに、まだいること。そして、最後に女の子が泣いていることがポイントです。