なのに華子といると、そんなことは嘘かのように、自然と笑顔になる。 「だから言っただろ、お仕置きするって」 「あ……つ、次から気をつけるので手を離してもらえないでしょうか…?」 「ダーメ。てか、今も敬語使った」 「だから、またお仕置き」と続けた俺は、そっと、華子の手にキスを落とす。