しかし、それも今ならば、互いに笑って話せる。

出会った頃、僕はまだ暗闇のなかに居て、美花ちゃんも、心から満足しているとは言えない人生を送っていたという。

そんな二人が出会い、言葉が足りないせいですれ違い続けたが、今は互いに明るい未来を夢見ている。


人生は花のように、美しくも儚いものだから、どんな瞬間も大切に生きていきたい。

その名の通り、美しい花そのものである君と⋯⋯。



Fin