思わず後ろを振り向き、アゼリアの様子を探る。寝返りを打ったのか、後ろを向いていて、起きた様子はない。
ホッと胸を撫で下ろし、再びポーチへと視線を向ける。中にはそれぞれ大きさの異なった二つの小さな箱が入っていた。
私は迷わずに、大きい方の箱を取り出す。白いウサギが描かれた、タロットカードの箱を。
アゼリアは前にいた世界で購入したものだと言っていた。
「これを可愛いというのですから、アゼリアも物好きですね」
私には邪悪なウサギにしか見えない。箱から滲み出ている僅かな魔力が、それを物語っているからだ。
だからこそ、確かめなければならない。
「ウルリーケ」
姉の名を呼び、箱を開ける。すると、円が何重にも描かれたカードが目に入った。おそらく魔法陣だろう。複雑すぎて、ざっと見ただけでは読み取れない。
中身を取り出すと、全てのカードにそれが描かれていた。
「いや、印刷されたもののようですね」
ホッと胸を撫で下ろし、再びポーチへと視線を向ける。中にはそれぞれ大きさの異なった二つの小さな箱が入っていた。
私は迷わずに、大きい方の箱を取り出す。白いウサギが描かれた、タロットカードの箱を。
アゼリアは前にいた世界で購入したものだと言っていた。
「これを可愛いというのですから、アゼリアも物好きですね」
私には邪悪なウサギにしか見えない。箱から滲み出ている僅かな魔力が、それを物語っているからだ。
だからこそ、確かめなければならない。
「ウルリーケ」
姉の名を呼び、箱を開ける。すると、円が何重にも描かれたカードが目に入った。おそらく魔法陣だろう。複雑すぎて、ざっと見ただけでは読み取れない。
中身を取り出すと、全てのカードにそれが描かれていた。
「いや、印刷されたもののようですね」



