「でも! イベントやパーティーで出会えるって言ったのはアゼリアなのよ。図書館と自宅を行き来していたら、絶対に巡り合えなかったと思うの」
「それは……まぁそうだね」
「だからね、もっと自信を持った方がいいよ」
「な、何を?」
嫌な予感がして、私はわざとはぐらかした。
「勿論、占いよ!」
「……当たらなかったのに?」
「私は当たった、と思っているわ。アゼリアはあの時、私にこう言ったじゃない。『それを受け取るのも受け取らないのも、私の自由』と。つまり、私が当たったと思えば当たったってことなのよ!」
「そんな力説されても……」
喜んでもらえたのは嬉しいけど、あまり声を大にして言わないでほしい。
私とヘルガが今いるのは、図書館のバックヤード。つまり休憩室にあたる場所だった。だから私たちの他にも人がいるわけで……。
「えっ、アゼリア、占いができるの?」
案の定、興味を示した同僚が声をかけてきた。私がどう返事をしようかと悩んでいると、その隙をついたように、ヘルガが身を乗り出す。
「それは……まぁそうだね」
「だからね、もっと自信を持った方がいいよ」
「な、何を?」
嫌な予感がして、私はわざとはぐらかした。
「勿論、占いよ!」
「……当たらなかったのに?」
「私は当たった、と思っているわ。アゼリアはあの時、私にこう言ったじゃない。『それを受け取るのも受け取らないのも、私の自由』と。つまり、私が当たったと思えば当たったってことなのよ!」
「そんな力説されても……」
喜んでもらえたのは嬉しいけど、あまり声を大にして言わないでほしい。
私とヘルガが今いるのは、図書館のバックヤード。つまり休憩室にあたる場所だった。だから私たちの他にも人がいるわけで……。
「えっ、アゼリア、占いができるの?」
案の定、興味を示した同僚が声をかけてきた。私がどう返事をしようかと悩んでいると、その隙をついたように、ヘルガが身を乗り出す。



