「アゼリア。片付けたら、改めてお茶にしたいのですが、よろしいですか?」
今日の早引きは、ヘルガを占うためだったとはいえ、確かめずにはいられない。一応、本屋でも確認したがその後、あのタロットカードにも触れたのだ。早めの休息が必要だろう。
「勿論。グリフィスも疲れたでしょう? 今日は私がお茶を用意するわ」
「いいえ。それには及びません。むしろアゼリアの方が疲れたのではありませんか? 占いをすると精神的にも疲労する、と聞きましたが」
「うっ。大丈夫よ。確かにうまく読めるかとか、失敗したらどうしようとか、色々不安があったけど。今は終わったから」
「それなら余計にアゼリアは休んでいてください。ほら、ヘルガも待っています」
どさくさに紛れてアゼリアの肩を掴む。
触診
アゼリアには魔術に詳しくない、と伝えている。けれど実は、今のように密かに体調のチェックをさせてもらっていた。異世界からの人間だからか、アゼリアは今のように魔術を使用したり、魔力を流したりしても無反応。感知し辛い体質なのだろうか。
これはこれで心配になる。けれど私の魔術が何重にもかけられていることを知られるのもまた、困ってしまうことだった。
「アゼリア……」
彼女の背中を見ながら、再び顔を手で覆った。
今日の早引きは、ヘルガを占うためだったとはいえ、確かめずにはいられない。一応、本屋でも確認したがその後、あのタロットカードにも触れたのだ。早めの休息が必要だろう。
「勿論。グリフィスも疲れたでしょう? 今日は私がお茶を用意するわ」
「いいえ。それには及びません。むしろアゼリアの方が疲れたのではありませんか? 占いをすると精神的にも疲労する、と聞きましたが」
「うっ。大丈夫よ。確かにうまく読めるかとか、失敗したらどうしようとか、色々不安があったけど。今は終わったから」
「それなら余計にアゼリアは休んでいてください。ほら、ヘルガも待っています」
どさくさに紛れてアゼリアの肩を掴む。
触診
アゼリアには魔術に詳しくない、と伝えている。けれど実は、今のように密かに体調のチェックをさせてもらっていた。異世界からの人間だからか、アゼリアは今のように魔術を使用したり、魔力を流したりしても無反応。感知し辛い体質なのだろうか。
これはこれで心配になる。けれど私の魔術が何重にもかけられていることを知られるのもまた、困ってしまうことだった。
「アゼリア……」
彼女の背中を見ながら、再び顔を手で覆った。



