「いいわよ。それにグリフィスがどんなタロットカードを用意してくれるのか、考えるだけで面白いから」
「さすがに変なものは用意しませんよ」
「そうしてもらえると有り難いわ。たとえば、猫のルノルマンカードに合わせた可愛いのがいい」
「分かりました。そういう方向性で探してみます」
ふと、前から来る男性にぶつかりかけた。私もグリフィスの方に寄ったが、肩を掴まれる方が速かったのかもしれない。強い力で引き寄せられた。
「人が増えてきたように感じます」
「そ、そうね。午前中でも、人が動き出す時間帯だから。お昼近くになれば、空くんじゃないかしら」
「ではその間、別の場所に行きませんか?」
「別の、場所?」
「はい。実はアゼリアと初めて会った場所は、この公園の敷地内なんですよ」
「えっ」
そういえば、公園のような場所だった。アスファルトの上を歩いていたのに、急に柔らかい草の上にいたから覚えている。だけど公園なんて、大小問わず、この街にはいっぱいある。
「さすがに変なものは用意しませんよ」
「そうしてもらえると有り難いわ。たとえば、猫のルノルマンカードに合わせた可愛いのがいい」
「分かりました。そういう方向性で探してみます」
ふと、前から来る男性にぶつかりかけた。私もグリフィスの方に寄ったが、肩を掴まれる方が速かったのかもしれない。強い力で引き寄せられた。
「人が増えてきたように感じます」
「そ、そうね。午前中でも、人が動き出す時間帯だから。お昼近くになれば、空くんじゃないかしら」
「ではその間、別の場所に行きませんか?」
「別の、場所?」
「はい。実はアゼリアと初めて会った場所は、この公園の敷地内なんですよ」
「えっ」
そういえば、公園のような場所だった。アスファルトの上を歩いていたのに、急に柔らかい草の上にいたから覚えている。だけど公園なんて、大小問わず、この街にはいっぱいある。



