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会いたい、と願ったのに、なぜか淡い黄色がかった茶色の垂れ耳ウサギが目の前にいた。しかもそのウサギは……。
「アゼリア……!」
聞き覚えのある声で喋るのだ。普段クールに見えるけれど、お小言が多くて、実は感情が豊かな私の旦那様。だから姿が異なっても、その声と潤んだ瞳が彼だと教えてくれた。
「グリフィス!」
会いたかった。
ウサギの姿だったからか、私は躊躇わずに抱きしめる。すると、短い手でしがみつくように返してくれた。
なんだろう、この可愛い生物。いや、グリフィスなんだけど……。
「……可愛い」
「え?」
思わずボソッと呟いたら、腕の中と横から同時に声が聞こえた。一人(?)はグリフィスとして、もう一人は誰だろう。驚いて横を振り返ると、私と同じ表情をしたヘルガがいた。
会いたい、と願ったのに、なぜか淡い黄色がかった茶色の垂れ耳ウサギが目の前にいた。しかもそのウサギは……。
「アゼリア……!」
聞き覚えのある声で喋るのだ。普段クールに見えるけれど、お小言が多くて、実は感情が豊かな私の旦那様。だから姿が異なっても、その声と潤んだ瞳が彼だと教えてくれた。
「グリフィス!」
会いたかった。
ウサギの姿だったからか、私は躊躇わずに抱きしめる。すると、短い手でしがみつくように返してくれた。
なんだろう、この可愛い生物。いや、グリフィスなんだけど……。
「……可愛い」
「え?」
思わずボソッと呟いたら、腕の中と横から同時に声が聞こえた。一人(?)はグリフィスとして、もう一人は誰だろう。驚いて横を振り返ると、私と同じ表情をしたヘルガがいた。



