「それじゃ、前に進むためのアドバイスをタロットカードに聞くわね」
私は一旦、ルノルマンカードを隅に寄せた。そして白ウサギのタロットカードをシャッフルし始める。
「カップの二、ワンドの三、ソードの四。相手のことを理解し、動き出す機会を模索すれば回復する。だから今は待つ時だとカードは言っているわ」
「……まさにその通りですね」
「え?」
どういうこと? と思った瞬間、マックスが私に向かって手を突き出した。
「眠慰」
すると急に睡魔に襲われ、私はそのままテーブルの上に倒れた。その拍子に散らばるカードたち。テーブルの下に落ちたカードもあっただろう。
今すぐにでも拾いたいのに、瞼は下がっていくばかり。体もだるくて動けそうにもない。ただ一つ、耳だけがマックスの最後の言葉を拾ってくれた。
「アゼリアさんには、幾重にも保護魔術がかけられていますが、これだけは効くことが分かったので」
保護魔術? 幾重にもって、誰が私にかけたの? それにマックス……あなたは魔術師だったの?
完全に眠りにつくまで、誰も答えてくれない疑問が浮かんでは消えていった。
私は一旦、ルノルマンカードを隅に寄せた。そして白ウサギのタロットカードをシャッフルし始める。
「カップの二、ワンドの三、ソードの四。相手のことを理解し、動き出す機会を模索すれば回復する。だから今は待つ時だとカードは言っているわ」
「……まさにその通りですね」
「え?」
どういうこと? と思った瞬間、マックスが私に向かって手を突き出した。
「眠慰」
すると急に睡魔に襲われ、私はそのままテーブルの上に倒れた。その拍子に散らばるカードたち。テーブルの下に落ちたカードもあっただろう。
今すぐにでも拾いたいのに、瞼は下がっていくばかり。体もだるくて動けそうにもない。ただ一つ、耳だけがマックスの最後の言葉を拾ってくれた。
「アゼリアさんには、幾重にも保護魔術がかけられていますが、これだけは効くことが分かったので」
保護魔術? 幾重にもって、誰が私にかけたの? それにマックス……あなたは魔術師だったの?
完全に眠りにつくまで、誰も答えてくれない疑問が浮かんでは消えていった。



