「お願いをしたのは、相談したいことがあるからです。きちんと並んで、順番を待っていたからこそ、こうしてここにいるのに。どうして、そのようなことを言うのでしょうか」
「だって……」
「先日のことは謝ります。突然、用ができてしまったんです。別にアゼリアさんに断られたから、図書館に行かなかったわけではありません」
「そう……だったの」
ともあれ、やってきた相談者をすぐに追い出すことはできない。どんな人でも平等に相談をすることを、私はモットーにしているからだ。
椅子に座るようマックスに促し、私自身も対面で腰かける。
「じゃ改めて、今日はどんな相談でやってきたの?」
「……過去の出来事をどう受け止めれば、前に進めるのか。そのアドバイスがほしいんです」
「過去……一体、どんな過去があったの?」
まずはそこを聞かなければ、アドバイスできない。しかしマックスは口をきつく結び、言いたくない、と訴えていた。
「私はエスパー……魔術師ではないから、何も聞かずにアドバイスはできないわ。だから、カードにマックスの過去を聞こうと思うのだけれど……いいかしら?」
「はい。むしろ、そうしてほしいと思っていました」
「なぜ? カードはマックスの意図しないところまで、過去を示してしまうかもしれないのよ。話してくれれば、それ以上のことは明らかにしないし、カードも出さないと思うわ」
「大丈夫です。僕はそこも含めて、アゼリアさんに知ってもらいたいから、お願いしているので」
どういう意図があって、そのようなことを言っているのか分からない。だけど、それをマックスは望んでいる。
ここで怖いと思ってしまったら、占いにも反映してしまうだろう。私は一旦、目を閉じて心を落ち着かせた。
「だって……」
「先日のことは謝ります。突然、用ができてしまったんです。別にアゼリアさんに断られたから、図書館に行かなかったわけではありません」
「そう……だったの」
ともあれ、やってきた相談者をすぐに追い出すことはできない。どんな人でも平等に相談をすることを、私はモットーにしているからだ。
椅子に座るようマックスに促し、私自身も対面で腰かける。
「じゃ改めて、今日はどんな相談でやってきたの?」
「……過去の出来事をどう受け止めれば、前に進めるのか。そのアドバイスがほしいんです」
「過去……一体、どんな過去があったの?」
まずはそこを聞かなければ、アドバイスできない。しかしマックスは口をきつく結び、言いたくない、と訴えていた。
「私はエスパー……魔術師ではないから、何も聞かずにアドバイスはできないわ。だから、カードにマックスの過去を聞こうと思うのだけれど……いいかしら?」
「はい。むしろ、そうしてほしいと思っていました」
「なぜ? カードはマックスの意図しないところまで、過去を示してしまうかもしれないのよ。話してくれれば、それ以上のことは明らかにしないし、カードも出さないと思うわ」
「大丈夫です。僕はそこも含めて、アゼリアさんに知ってもらいたいから、お願いしているので」
どういう意図があって、そのようなことを言っているのか分からない。だけど、それをマックスは望んでいる。
ここで怖いと思ってしまったら、占いにも反映してしまうだろう。私は一旦、目を閉じて心を落ち着かせた。



