冬休みのある日。
「んー、ひまだなーー」
こたつに入ってぼんやりしていた私は、ふと思いついた。
「あ、先生に年賀状出してみようかな」
なんとなく、アンコンのこととか、感謝とか、伝えたくなった。
まずは絵を描いて、。
いやああ、画力がなくて、ものすごい変になってしまった。
ああパソコンで作ればよかった、、。
いまさら後悔してももう遅い。
うう、仕方ない一番上出来のものを選ぼう、、、。
そして、メッセージ。
「あけましておめでとうございます。 アンコン、すごく悔しかったけど、すごく楽しかったです。 3学期の部活が始まるのが楽しみです。 今年もよろしくお願いします。」
うん、これでいいかな。
ちょっと照れくさいけど、気持ちはちゃんと込めた。
私は、郵便局ポストにいれる直前まで迷っていた。
いやー、やっぱり恥ずいよなーー
やっぱり、やめようかなー
でも、どうせなら思いを伝えたいと思い、年賀状から手を離した。
ええい、もうどうなってもいいや。
そして、冬休みが明けて、学校が始まった日。
先生が私を見つけて声をかけてきた。
「奏流ちゃん!」
一瞬、ビビった。
え、なに?
怒られる?
なんかやらかした?
この時私はなぜか怒られると思った。
心臓がバクバクしてる。
でも先生は、にこっと笑って言った。
「年賀状ありがとう。これ、お返しです」
はがきを渡されて、私はテンパりすぎて
「あ、ありがとうございます……」
って言いながら、逃げるみたいにその場を離れてしまった。
こっそり開けてみると、そこには先生からの手書きのメッセージ。
「あけましておめでとうございます。 アンコン、楽しめたならよかったです。 それで、悔しいと思っているなら、今後絶対にうまくなるから! 奏流ちゃんのホルン、すごくうまくなってきているから、期待してるよ!!」
……きゃああーー って叫びそうになった。
いや、叫んだかもしれない。
心の中で。
もしかしたら声に出てたかもしれない。
なんだか、また頑張れる気がした。
「んー、ひまだなーー」
こたつに入ってぼんやりしていた私は、ふと思いついた。
「あ、先生に年賀状出してみようかな」
なんとなく、アンコンのこととか、感謝とか、伝えたくなった。
まずは絵を描いて、。
いやああ、画力がなくて、ものすごい変になってしまった。
ああパソコンで作ればよかった、、。
いまさら後悔してももう遅い。
うう、仕方ない一番上出来のものを選ぼう、、、。
そして、メッセージ。
「あけましておめでとうございます。 アンコン、すごく悔しかったけど、すごく楽しかったです。 3学期の部活が始まるのが楽しみです。 今年もよろしくお願いします。」
うん、これでいいかな。
ちょっと照れくさいけど、気持ちはちゃんと込めた。
私は、郵便局ポストにいれる直前まで迷っていた。
いやー、やっぱり恥ずいよなーー
やっぱり、やめようかなー
でも、どうせなら思いを伝えたいと思い、年賀状から手を離した。
ええい、もうどうなってもいいや。
そして、冬休みが明けて、学校が始まった日。
先生が私を見つけて声をかけてきた。
「奏流ちゃん!」
一瞬、ビビった。
え、なに?
怒られる?
なんかやらかした?
この時私はなぜか怒られると思った。
心臓がバクバクしてる。
でも先生は、にこっと笑って言った。
「年賀状ありがとう。これ、お返しです」
はがきを渡されて、私はテンパりすぎて
「あ、ありがとうございます……」
って言いながら、逃げるみたいにその場を離れてしまった。
こっそり開けてみると、そこには先生からの手書きのメッセージ。
「あけましておめでとうございます。 アンコン、楽しめたならよかったです。 それで、悔しいと思っているなら、今後絶対にうまくなるから! 奏流ちゃんのホルン、すごくうまくなってきているから、期待してるよ!!」
……きゃああーー って叫びそうになった。
いや、叫んだかもしれない。
心の中で。
もしかしたら声に出てたかもしれない。
なんだか、また頑張れる気がした。


