「実は、俺も学校の飲み会では、下戸だって嘘ついて飲まないことにしてるんだ。アルコールのせいで過ちを犯したくないし。俺たち、考え方も似てるのかな」
それもまた初耳だった。
「夏休みはこれからだし、今年の夏も、二人の思い出たくさん作ろうよ」
コウちゃんは優しい声で言う。
「うん!おのぼりさん丸出しでもいいから、コウちゃんと首都圏のいろんなデートスポット行きたいな」
「じゃあ、バイクで湘南にでも行ってみようか」
「それ、憧れてたシチュエーション!」
こんなバカみたいなアクシデントでさえも、私たちにとっては、絆が深まる出来事に変わった。
何だかんだで、まだまだ子供の私たち。
そんな風に、少しずつ大人になっていけばいい、ということなのかな。
東京で初めて迎える夏は、今まで以上に輝くものになるだろう。
FINE
それもまた初耳だった。
「夏休みはこれからだし、今年の夏も、二人の思い出たくさん作ろうよ」
コウちゃんは優しい声で言う。
「うん!おのぼりさん丸出しでもいいから、コウちゃんと首都圏のいろんなデートスポット行きたいな」
「じゃあ、バイクで湘南にでも行ってみようか」
「それ、憧れてたシチュエーション!」
こんなバカみたいなアクシデントでさえも、私たちにとっては、絆が深まる出来事に変わった。
何だかんだで、まだまだ子供の私たち。
そんな風に、少しずつ大人になっていけばいい、ということなのかな。
東京で初めて迎える夏は、今まで以上に輝くものになるだろう。
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