「……でさぁ。超かわいくてぇ、もうなんでもしてあげたくなっちゃうって感じ♪」

「ふ~ん」







あれから数ヶ月。相変わらずジュンくんとは頻繁に会ってて、お泊りも週三回ペースのラブ×2な私達。



それを自慢すべく、放課後友達達とカフェでお茶してる最中。










「……で?」


「で?ってなによ」

「あんたらは付き合ってる訳?」





友達からの指摘に、はたとストローを回す動きが止まる。

そういやぁ、今まで一回も『付き合う』って言ってないし、『好き』って言葉も出てこない。

でも年下の中坊だし?こういうもんじゃないの?よくわかんないけど。







「もちろん付き合ってんのよ、私達。お泊りだってしていくし♪」



「そういえばさぁ、あんたらキスは?なんかおかしいのよ、ミケの話し。超純粋ぶってて……前彼の話しは耳が腐るくらい『すっげー吸われて唇腫れた(怒)』とか『ナメクジ這ってんのかと思った(大怒)』とか絶対下系な話題に流れてたのにさ。それにもちろんエッチは?したんでしょ」

「そういやぁそうだね。据え膳食わぬは…のミケがまだ手ぇつけてないはずないもん」






「…………」









友達達の会話に何故か耳が痛い。









そう言われてみると……………