「はなし?」
先輩は首を傾げて不思議そうな顔で僕を見ている

「月代先輩。ずっと好きでした、ぼ、僕と付き合ってください」

い、言った
僕は遂に月代先輩に一盛一大の告白をした

先輩は少し考えている

「……?いいけど、私がこれから君にミッションを与えるから、それをクリアしたら付き合うっていうのはどうかな?」

「ミ、ミッションですか?それをクリアしたら付き合ってもらえるんですか?」 

「うん。私がこれから与える5つのミッションにクリアできたら、君と付き合うよ」

「分かりました。僕絶対にクリアします」

先輩の突拍子もない告白の返事に僕は驚いた

ミッションて何だろう?
どうしてそのミッションをクリアしなきゃいけないんだろう?

僕は?だらけだ
でも、先輩なりに何か理由があるのかもしれない?

先輩は僕にこれから360日かけて君に5つのミッションを与えるから、一つ一つクリアしていってと言った

何で360日なのか?
なぜそんなに年月をかけるのか?
僕にはさっぱり分からなかった
でも、そのミッションをクリアした先に先輩との未来がある
僕はそう信じて、わ、分かりました。と言って先輩が一つずつ出すミッションをクリアする事にした

これが君と僕との、360日のラブミッションの始まりだった