君が僕に与えた360日のラブミッション

せ、先輩の笑顔素敵です
僕は声に出して言いたいくらいだった 

レストランに着くと、僕はいつ告白しようかとタイミングばかり見計らっていた

僕の一盛一大の大告白だ 
絶妙なタイミングとロケーションで告白したい

「神谷くん。神谷くーん?」
ふと先輩に呼びかけられ、僕は先輩の話が殆ど上の空だった事に気付く

「す、すみません。何の話だったでしょう?」
僕は焦ったように上の空だった事を正直に謝罪した

「だからこの前先方からまた無茶振りをふられたって話。て言うか今日の神谷君ずっと上の空だしそわそわしてるし、何か変だよ?」
何かあった?

先輩は明らかに僕を不審がっている
まずい
告白を成功させるばかりか、むしろ不審がられてしまっている

僕はそれではいけないと意を決して遂に告白する事にした

「あの先輩。実はお話がありまして…」
僕は静かに口を開いた