君が僕に与えた360日のラブミッション

瞳さんは泣き出してしまった
 
「それじゃ困るのよ。真はまだ若いから、私に固執しないで生きていってほしいの」
 
そう言う瞳さんの目は本気だった

あーそうか…瞳さんはそれで僕にミッションを与えたんた

瞳さんは僕を気遣ってわざとミッションを与えて僕を遠ざけようとしていたのかもしれない

僕を為の優しいラブミッション

僕はその瞳さんの優しさに涙が出てきてしまった

「もう無理なんです…僕は瞳さんからどんなミッションを与えられても、瞳さんにしか心が向かないんです…ミッションを与えれば与えられるほど、瞳さんに対する好きが増すだけで、他の女性を見る事なんて出来ないんです」

お願いです。僕のことなんていいから、ちゃんと治療を受けてください

僕は涙ながらに瞳さんに訴えた

瞳さんは泣きじゃくっている

「本当はずっと怖いの…乳がんだって言われた日からずっと怖くて怖くて絶望的だった…誰かに縋りたいと思う時が何度もあった…でも、私は強い自分でいたいから…弱いところなんて見せたくないから…だからずっと強い自分を演じてたの」

あー何で僕は気づかなかったんだろう?

瞳さんはずっとたった一人で悲鳴をあげていたのに

どうしてもっと早く気づかなかったんだろう

僕は大馬鹿者だ