君が僕に与えた360日のラブミッション

瞳さんは具合が悪そうにごめん。と言ってその場にしゃがみこんでしまった

「大丈夫ですか?」

真っ青になって今にも倒れそうな瞳さんの体を支えて、とりあえず近くあった公園のベンチに座らせる

「ごめん真。私今日はもう早退するから、悪いけど家まで送っていってくれるかな?」

そうかすれた声で哀願する瞳さんは本当に辛そうだ

「自宅で大丈夫ですか?病院に行った方がいいんじゃ?そうだ、救急車呼びましょうか?」

僕は明らかに辛そうな瞳さんを早く楽にしてあげたい

救急車を呼ぼうと携帯に手をかけた

すると、待って。と僕の携帯を取る手を遮る瞳さん

「救急車は大丈夫。飲んでる薬の副作用なの。休んでれば大丈夫だから。自宅に送っていって」

飲んでる薬の副作用って…瞳さんはどこか悪いのだろうか?

確かにここ最近体調不慮で休む事が時々あった

早退も増えていた

数ヶ月前私の問題と言っていたことと何か関係があるのだろうか?

僕は心配でたまらなくなった

僕はとりあえず分かりました…と言って、タクシーを拾って瞳さんを自宅に送り届けることにした

タクシーの中で具合の悪そうな瞳さんはずっと僕の手を握っている

自然と僕が握り返すても強くなり、僕は不安と心配で居た堪れなくなった