シオン─貴方が心に灯してくれた光の花─

とある日は、登校すると机の上に油性ペンで落書きをぎっしりとされていた。


“死ね”

“消えろ”

“バカ”

“ゴミ”“クズ”“カス”

“ブス”“根暗”

“口なし”

“笑うな、キモい”

“生きるかちなし!!”


そんな心無い言葉ばかり書かれていた。
私何かしてしまったのかな…。なぜだか、不安にすらなった。

でも涙は堪えて、必死になって消しゴムで消そうとした。だが、消えるはずがなかった。

ふと周りを見ると友達だと思っていた子たちが、楽しそうに笑っていた。

先生たちはというと、そんな私の姿を見ても我関せずで見て見ぬフリ。




だから、私の居場所はない。少なくともここにはない。




でも、休むわけにもいかないから嫌でも行くしかなかった。




ある時は、私の外履きが下駄箱から失くなっていた。


ずっと堪えていた涙が一気に溢れた。


泣きながら、辺りを探した。




もう私を助けてくれる人はいない。そう思っていた。








だがそんな私の前に突如、英雄(ヒーロー)が現れた。