幸とヒカルは波を追いかけたり逃げたりして楽しそう。



幸・・・歩けるようになって良かった。。。




幸は俺のほうを振り向いて笑う。



俺も幸に笑いかけた。










「悠ちゃ~ん!!



 TE QUIERO~!!」








幸は俺に大声で言い、手を振った。



・・・・・え?






「なんで・・・幸がテケーロって言葉知ってんだ??」



「あれ?言わなかったっけ??

 幸ちゃんに文化祭のライブのビデオ見せたこと。」





広兄はケロッとした顔で言った。



「聞いてない!!恥ずかしいから見せるなって言ったでしょ!?


 てか、幸はテキューロの意味知ってんのか!?」





「あっ、意味は僕が教えましたぁ♪!!」





海に入り、足をばしゃばしゃしながらヒカルが言った。




ひかるぅ~~~~!!!!








広兄はそろりそろりと俺から逃げる。





「うわぁ~!!!悠チャンが怒ったぁ~!!」



ヒカルがニコニコ笑いながら言い、


幸も楽しそうに逃げる。









「お前ら待てぇ~!!!!!」






俺は3人を追いかけた。










大人になっても変わることのないこの思い出。









だって俺はこの3人が・・・


















大好きだから