「僕、女の子の名前を呼び捨てしたことないし・・・。」
「でも、友達なのに"さん"付けはww」
ひぃちゃんは、だよねぇ~っと苦笑いをした。
「いきなりは無理だから、もぅ少し経ったらでいい??」
「うん。いいよ♪」
ひぃちゃんと話していると落ち着く。
気持ちが穏やかになり、彼と居る時と全然違う。
私はひぃちゃんの机の上に置いてある紙を見つけた。
「なんの紙??」
「これ、自主練メニュー♪考えたりするの好きなんだww」
「へぇ~、やっぱ野球好きなんだねww」
私は彼にも言った言葉を言ってしまった。
「うん!好きだよ♪」
返ってきたのは普通の答えだった。
『野球は俺の恋人だから』
あれは...彼だけの言葉??