~Sachi~



桜さんの過去を知って、


一週間・・・桜さんはここに顔を出しに来なかった。




やっぱり、辛かったんだね。。。





こういうこと・・・悠チャンに相談したかったけど・・・




桜さんのためを思うと私の口からじゃ言い出せない。。。












ジタバタと走る足音が聞こえる。



「お願い!!かくまって!!」



息を切らして桜さんが私の後ろに隠れた。



「えっ?どうしたの!?」



「あんたの彼氏に追われてんの。」



悠チャン!!??




「コラァ~~~~~!!!!待てぇ~~~~!!!」



悠チャンが続いて入ってきた。



「悠ちゃん!!」


「あっ!!さち!!髪結んでる!!」


そういえば、髪結んでいるところを



悠チャンに見せたことなかったっけ。





「似合ってるよ♪」


悠チャンは嬉しそうに笑う。





「まったく、お熱くなるのは場所を弁えてからにしてほしいよww」



桜さんはやれやれと両手をあげる。



「あー!!いた!さち!どいて!!」


「ダメ!!」


「えっ・・・さち??」



なんで追いかけっこしてるのか分からないけど、


悠チャンが持っているブレスレットを見て私はそう叫んだ。





「あら、彼氏さんw彼女はあんたよりあたしを選ぶそうよw

 残念だったねぇーww」


いや・・・そういうことじゃ・・・(汗)



「そうなの・・・?さちっ・・・?」




そんな悲しそうな声で聞かないでっ!!