桜は立ち上がり女子たちを睨む。




「関係ないよ。あんたみたいな軽い女は。」




「桜は強いもんねぇ~。振られたって、

 すぐ立ち直って、ケロッとした顔で笑ってんだもん。」


 「ホントォ~、私たちとは大違い~。」



 「私は…」





桜は握り拳を上げた。




ヤバい…止めなきゃっ!!!!





「あたしは…っ!」


「っと、ストーップ!」




俺は桜と女子の間に入り、桜の拳を受け止めた。





「一ノ瀬先輩…。」





女子は俺を見て後ずさりをする。



「ケンカは、よしんしゃい♪」



女子は下を向き、桜は俺から目をそらす。





「バッカみたい。」


桜は吐き捨てた。



「あ?それはお前だろっ。

 お前、殴ろうとしただろ。」



「してない・・・。」



「いや、しようとした。」



「してない。しつこいんだよっ!!バァーカッ!!」



「あっ!てめっ、バカって言ったな!!?待て!!」



逃げる桜を俺は追いかけようとしたが、



その場に止まって、さっきの女子達を見た。




さっきのこと、俺の中では聞き捨てならなかった。



「そんなに幸と別れてほしーなら、


 ずっと幸と付き合ってやるよ☆」





奴らは喉に何かが詰まったような顔をする。




これでよしっ♪





そして、俺は桜を追いかけた。





「コラッ!!待てぇー!!


 いくら幸の"友達"だからと言って許さないぞぉ~!!」




「だから、それを大声で言うな!!////」