それから一週間後。





ブレスレットの事を忘れていた俺に


幸からこんなメールが来た。






『桜さんにブレスレット渡さないで。』



幸からこんなメールが来た。



"なんで?"って送ったけど、まだ返事は返ってきてない。








でも、俺が持ってても仕方ないから、


とりあえず桜がいる1年2組の教室に行くことにした。









俺が1年2組の教室に入ろうとした時、


女子たちがグチグチ言ってるのが聞こえた。





「新井と一ノ瀬先輩って別れたんじゃないの?」




は?





「でも、私が一ノ瀬先輩に告白したら


 “付き合ってるから”って言われたよぉ~?」



「うわっ、新井しぶとぉ~い!早く別ればいいのにぃ~!」




教室で3人の女子たちが固まって高笑いをする。




俺は怒りを抑えようとしたが無理だった。





てめぇ~ら…




「お前ら何言っ…」


「ただの負け惜しみ?」







誰かが俺の言葉を遮った。





その誰かとは…





「バッカみたい。そんな事言って恥ずかしくないの~?」




桜だった。





桜は席に座り、女子を見てクスクスと笑っている。





「何が言いたいの?桜には関係ないでしょ。」




女子は笑うのをやめて冷たく桜を睨んだ。





「まぁね。でも、そんな事を言うな

 ら好きな人の幸せを願えばいいのに。」






「なぁ~に、キレイ事言ってんのぉ~?ww」


「マジ優等生ぶらないでほしいんですけどぉ~!ww」



女子は桜の席に近づき桜を囲んだ。





「第一、桜だって私たちと一緒なものじゃん。


 南葉君だって新井に取られたんでしょ?」






ヒカルの名前が出た瞬間、桜の顔色が変わった。





「私は関係ないんじゃなかったの?」