幸に会いに行きたい…
でも、きっと他の部員もそういうふうに彼女を思って我慢している奴がいるんだ…。
そいつらを裏切って、抜け出すわけには行かないよ。。。
コンコンッ
誰かがドアをノックをする。
「はぁ…武田くんに、そこまで言われるとはね…」
磯山はため息まじりの独り言を言い、俺を見た。
「今日は外でランニングするんでしょ?」
へ…?
「一時間後には帰って来てね。」
磯山は俺から目を離す。
「それって…」
「特別メニューだから、裏口から外に出てね。入るときも。」
「いいのか…?他の奴は…」
その言葉に磯山はニヤリと笑った。
「残念ながら、他の部員は寂しい男ですから♪」
はははは…
磯山の心理作戦にまんまと引っかかった(泣)
「今日は彼女さんの誕生日なんでしょ?早く行きなさい。」
「え…なんでそれを…」
「いーから早く行く!!!」
「はいっ!」
俺は裏口に走り出した。
「磯山!甲子園で大暴れしようぜ!」
「当たり前でしょww」
磯山は照れくさそうに笑った。
俺は幸の元へ走っていった。
最高のクリスマスを過ごすために・・・



