ボケッとひぃちゃんを見つめる私に
ひぃちゃんはいつもの笑顔で微笑んだ。
ひぃちゃんが時々見せる辛そうな顔。
それが…よく分からなかった。
でも、一つだけ分かる事は、ひぃちゃんは・・・
全部知っている。。。
「幸ちゃん、久しぶりに屋上に行こう?」
でも、ひぃちゃんはいつも通りに笑っていた。
「だけど、幸ちゃん。
自分で車椅子に乗れるようになったでしょ?それって凄い事だよ♪」
「ありがとう…。」
屋上に行くエレベーターの中、ひぃちゃんは楽しそうに私に声をかけた。
そんなひぃちゃんに私は警戒心があった…。
屋上は久しぶりに来たけれど、いつも通りだった。
でも、あいにくの曇り空。
私たちは屋上の真ん中で話し始めた。
でも、私のぎこちない態度にひぃちゃんは察しづいた。
「さっきはいきなり変な事言ってごめんね。」
私は“ううん”と笑いかけた。
本当はずっと気になっていたけど。



