~Sachi~
横になり、私は空を見た。
『彼氏と別れたほうがいいよ。』
あれから桜さんは黙って病室を出た。
いつもの桜さんならもっと言っているはずなのに・・・
なんだか、いつもの桜さんじゃないみたいだった。。。
って、なんで私は桜さんの心配をしてるんだろう。。。
私・・・どうしたんだろうか・・・
自分の気持ちに整理がつかなくなっている・・・
辛くて・・・
会いたくて・・・
分からない・・・
不安で心配で悠チャンの心の中には
もぅ私が居ないんじゃないかって・・・
あたし・・・もしかしたら裏切られたんじゃないかって・・・
あたしは今
幸せなのかな??・・・
「さちちゃん・・・さちちゃん・・・・」
懐かしい声・・・私は目を覚ました。
目の前には・・・
「久しぶり♪」
ここまで走ってきたのか息切れしている
ひぃちゃんがいた。。。



