~Hikaru~





幸ちゃん…元気?





悠ちゃんと仲良く笑っているかな?






きっと…悠ちゃんの事だから、




毎日のように幸ちゃんを笑顔にしているだろうなぁ♪






僕は幸ちゃんが幸せなら、遠くからでも元気でいれるんだ。













「南葉ー!もぅ片付けいいぞー!

 明日はOFFだから体ゆっくり休めー!」



「はいっ!ありがとうございます!」





僕はトンボを片付けて、部室で着替え始めた。





すると、肩にひんやりするものが触れた。






「なぁ、お前、彼女とかいる?」



「せっ…せんぱいっ!?」




「お前の事だから彼女一人ぐらいはいるだろ…?」



「いっ…いませんよっ!!!」




「嘘つくなよぉ~wwお前みたいな奴を


 女子が放っておくわけないだろww」




「だから、いませんってっ!!!」