「まっ、その張本人も戸惑ってるみたいだけどね。」
マネージャーさんが鋭い言葉で刺した。
「張本人って?」
広さんが険しい顔で聞く。
「一ノ瀬くんだよ。」
時間が一瞬にして動かなくなったようだった…。
マネージャーさんは私たちに気付かずに話す。
「まだ一ノ瀬くん本調子じゃないのよ。いつもの一ノ瀬くんだったら、
とっくのとうに自分のペースをつかんでいるのに…。」
えっ・・・
キーンッ!!!!!!
電話の向こうで金属音が鳴り響いた。
「打たれた!?」
広さんが前のめりになりなる。
「一点追加。5-6になっちゃったわ。。。」
悠ちゃんが…
本調子じゃない??
5-6で星が丘学園リード。
だけど、蒼里学園が追いつこうとしている。
私は胸騒ぎがしてしょうがない。。。



