マイクとマウンド、夢の向こうへ

深明が着ていたのは、ネイビーのカシュクールニットに、同色のロングパンツ。

ウエストには細めのリボンが結ばれていて、動くたびに柔らかく揺れる。

素材はモコモコすぎず、しっとりとした肌触りで、上品な光沢がある。

ヨッシーは、同じくネイビーニットセットアップ。

Vネックのトップスに、リラックス感のあるパンツ。

袖口と裾にさりげなく入ったゴールドの刺繍が、ふたりの“お揃い感”を静かに演出していた。

「……ペアだけど、落ち着いてていいね。
 なんか、ちゃんと“大人の恋人”って感じ」

「深明が着てると、余計にそう見える。
 
……可愛いっていうより、綺麗だよ」

暖炉の火が、ふたりのルームウェアに柔らかな陰影を落としていた。

 その空間は、まるで映画のワンシーンのようだった。