「大丈夫?」


低くて聞いたことのある声が聞こえてくる。


「神…代…、君…?」


「ん、ちょっと触る…あっつ」


私を支えてくれてる神代君らしき人が私のおでこを触る。


「保健室行った方がいい。歩ける?」


何か…私に言ってる?


視界がぼやぼやしてクラクラして何も考えなくなり、そこで私の体調は限界を迎え、意識が途切れた。