オウカは知らない鳥が突然やってきたから、キュッと体を縮こまらせてしまった。
「ごめんなさい、うちで飼っているペットはオウカだけなの、あなたにはあなたのおうちがあるでしょう?」
悲しそうに首をふる小鳥。
「しょうがないわね、うちで飼ってあげますわ。」
でも、執事やメイドに見られたら、「おじょうさま、その小鳥はどうしたのです。」、「返してきなさい。」とか言われちゃうかもしれないわ。
「あなたのことはこっそりめんどうを見にくるから、静にしてるのよ。」
「ピイ!」