話すのに集中しててあたしも美奈ちゃんもドアの空いたことに気づかなかった。
「き、姫羅ちゃん!?」
先に美奈ちゃんが声を上げた。
「そうだ…ちょうどいい…」
美奈ちゃんがいいことを思いついたように笑ってる。
さっきまでちょっとこわかったけど元に戻ってよかった。
あたしはこっそりホッと息を吐く。
と、というか!?
「「姫羅ちゃんいつから聞いてたの!?」」
あたしと美奈ちゃんの声が重なる。
「ごめんなさい。「ふーん……。じゃあ、どこで知り合ったの?」あたりからきいてたの。瑠奈探してたらこの教室からおっきい声が
聞こえてきたから」
あ。そ、そうなんだ
っていま瑠奈ってよんだ!?瑠奈ちゃんよびだったよね?
ってまって!あたし一番大事なこと聞いてない!?
さっき友達以上とかって質問にそうだよって答えてたよね!?
それってどういう意味!?
「さっき友達以上って言ったよね!それってどういう意味!」
美奈ちゃんが聞いた。
なんだろう。ほんの少し焦っているような感じがしなくもない…?
気のせいかな。
「瑠奈ちゃんはねー姫羅の一番のお友達!」
姫羅ちゃん当たり前のようににっこり笑う。
「っへ?というか友達以上じゃないじゃん」
姫羅ちゃんはえへへと笑う。ほんとにかわいいなあ。
「…いち、ばん」
ハッとしたように美奈ちゃんが取り調べを続ける。
「…で?いつであったの?」
「きのう!!」
「私のほうが…先に出会ったのに…」
美奈ちゃんが何かをつぶやいた。
「?」
美奈ちゃん今なんて言ったんだろう。
「もうすぐ授業始まるよ!教室行こっ」
キラちゃんはぎゅっと私の手を握る
「美奈ちゃんもいこ?」
と美奈ちゃんにも聞いたけれど
「私はいいわ。ちょっと体調が悪いみたい。一人で休んでるから先に行ってて」
「そういってるし、いこ!」
半ば無理やり姫羅ちゃんと教室にもどった。
「あの子…なかなかやっかいね」
誰もいなくなった空き教室に響いた美奈ちゃんの声はもちろん私には聞こえなかった。
「き、姫羅ちゃん!?」
先に美奈ちゃんが声を上げた。
「そうだ…ちょうどいい…」
美奈ちゃんがいいことを思いついたように笑ってる。
さっきまでちょっとこわかったけど元に戻ってよかった。
あたしはこっそりホッと息を吐く。
と、というか!?
「「姫羅ちゃんいつから聞いてたの!?」」
あたしと美奈ちゃんの声が重なる。
「ごめんなさい。「ふーん……。じゃあ、どこで知り合ったの?」あたりからきいてたの。瑠奈探してたらこの教室からおっきい声が
聞こえてきたから」
あ。そ、そうなんだ
っていま瑠奈ってよんだ!?瑠奈ちゃんよびだったよね?
ってまって!あたし一番大事なこと聞いてない!?
さっき友達以上とかって質問にそうだよって答えてたよね!?
それってどういう意味!?
「さっき友達以上って言ったよね!それってどういう意味!」
美奈ちゃんが聞いた。
なんだろう。ほんの少し焦っているような感じがしなくもない…?
気のせいかな。
「瑠奈ちゃんはねー姫羅の一番のお友達!」
姫羅ちゃん当たり前のようににっこり笑う。
「っへ?というか友達以上じゃないじゃん」
姫羅ちゃんはえへへと笑う。ほんとにかわいいなあ。
「…いち、ばん」
ハッとしたように美奈ちゃんが取り調べを続ける。
「…で?いつであったの?」
「きのう!!」
「私のほうが…先に出会ったのに…」
美奈ちゃんが何かをつぶやいた。
「?」
美奈ちゃん今なんて言ったんだろう。
「もうすぐ授業始まるよ!教室行こっ」
キラちゃんはぎゅっと私の手を握る
「美奈ちゃんもいこ?」
と美奈ちゃんにも聞いたけれど
「私はいいわ。ちょっと体調が悪いみたい。一人で休んでるから先に行ってて」
「そういってるし、いこ!」
半ば無理やり姫羅ちゃんと教室にもどった。
「あの子…なかなかやっかいね」
誰もいなくなった空き教室に響いた美奈ちゃんの声はもちろん私には聞こえなかった。
