もう過去のことなのに

時々君の優しさに

すがりたくなる

君は優しいから

あたしを拒むなんてしないから



君の優しさは

あたしの心の中に

小さな豆電球みたいに

残っている

小さいけれど

消えない明かり

その小さな明かりに

頼ろうとしてしまうのは

他に光がないから




君の優しさが

恋しいから