最初の人をはじめ、次々と終わっていった。



そして、とうとうきた。



「神崎のばんだー…。」



『では次は神崎 栞ちゃんです!どーぞっ』



〜



次の瞬間、スローなバラードが流れ、甘い、切ない歌声がきこえた。



―そのとき、俺の心は


簡単に奪われた―…。