ビクッとしてしまった私の腰を隣の日向くんが力強く自分の方へ寄せてくれている。
「はっ!これからどうするつもりだ?警察か?ガキの言うことを信じると思うか?」
そのための隠しカメラ……と思ったとき、部屋の1番奥から声が聞こえてきた。
「その心配はご無用。俺たちがこの目でバッチリ見て聞いていたからねぇ」
「ひいっ!?」
「夜兄!?」
「父さん!?」
……!
突然、どこからか夜兄とカメラを持った知らない男の人が部屋に現れてみんな驚きの声をあげる。
……ん?
……ええっ!?父さん!?ひっ日向くんの!?
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