ジュエル♡ハント~治癒王子は愛しの彼女を過保護に守る~




「……え?え?」



なにがなんだかわからない状況の私の首元に、冷たい感触が走る。

視線を落とすと、先程の日向くんのジュエルストーンが私の首元で光っていた。



「ネックレス……?」

「うん。いきなりアクセサリー渡すとか……引かれるのもごもっともなんだけど……そこは引かないで」

「ひっ引かないよ!だけど……どうしたの?日向くんのジュエルストーンじゃ……」

「俺の治癒を込めておいた。万が一の時には、発動するようになっている。まぁ何度も言うように、そんな状況にさせないけど」



後ろから日向くんが私をぎゅっと抱きしめる。

背中から、心配してくれているのがひしひしと伝わってきて、振りほどくことなんてできない。



「明日の前に渡せてよかった。気休めかもしれないけど、必ず付けていて……」



顔が見えないけれど、もうわかる。ホッとしたような、でも心配でたまらなくて苦しい……きっとそんな顔をしているのだろう。