『玲奈はさ、俺のことどう思ってる?』
唐突な直球、
玲奈の頭の中が一瞬真っ白になった。
「……っ、す、すき…」
自分の声にハッとする玲奈。
「しまった!」と両手で口を押さえるが、もう遅い。
律は一瞬目を見開き、そして口元にかすかな笑みを浮かべた。
『そうか、俺のこと好きなの?』
そう言って律の顔が近付いてくる。
「ち、 違っ…今のは、その口が滑っただけで、」
私はよく分からない言い訳をしてしまった。「口が滑っただけ」なんて…
『…てことは本心じゃん』
その律の言葉に激しく同意した。
それな!?あ〜、言い訳ミスった。
顔を真っ赤にした玲奈を見下ろしながら、律は低く囁く。
『俺も、玲奈のことが好きだ』
その律の「好きだ」という言葉を聞き私の心臓は今にも破裂しそうで、耳に届いた言葉に思わず顔が赤くなってしまった。
そんな私は、力なく笑ってしまった。
「…今度はちゃんと言わせて?」
私は自ら律に近付いて行くと律の手をぎゅっと握った
「私、律のこと大好き。」
────私、八雲玲奈は、塩対応男子、橘律に夢中です。
唐突な直球、
玲奈の頭の中が一瞬真っ白になった。
「……っ、す、すき…」
自分の声にハッとする玲奈。
「しまった!」と両手で口を押さえるが、もう遅い。
律は一瞬目を見開き、そして口元にかすかな笑みを浮かべた。
『そうか、俺のこと好きなの?』
そう言って律の顔が近付いてくる。
「ち、 違っ…今のは、その口が滑っただけで、」
私はよく分からない言い訳をしてしまった。「口が滑っただけ」なんて…
『…てことは本心じゃん』
その律の言葉に激しく同意した。
それな!?あ〜、言い訳ミスった。
顔を真っ赤にした玲奈を見下ろしながら、律は低く囁く。
『俺も、玲奈のことが好きだ』
その律の「好きだ」という言葉を聞き私の心臓は今にも破裂しそうで、耳に届いた言葉に思わず顔が赤くなってしまった。
そんな私は、力なく笑ってしまった。
「…今度はちゃんと言わせて?」
私は自ら律に近付いて行くと律の手をぎゅっと握った
「私、律のこと大好き。」
────私、八雲玲奈は、塩対応男子、橘律に夢中です。
