「ねぇユイ。なんで朝陽先輩って絡んでくるのかなー?」
そうユイに問いただすと、ユイは待ってましたと言わんばかりに笑いながら答えた。
「好きなんじゃない?笑」

私は、驚きのあまり一瞬思考が停止した。
……好き?あの先輩が?私を?

「あはは…そんなのある訳ない!!笑」

「よぅ。おちびさん 笑」

例のヤツが現れた。、(朝陽先輩)

「…誰がちびだよ!?大っきくなるもん!?!? 」

最悪!!! もう、朝から 会っちゃうなんて …

「そんな怒らずに、おちびさんは 牛乳飲めば ?笑 」
…ムカつく〜!!!
「私だって毎日欠かさずに飲んでる!」

なんてデリカシーのない男なの!?

苛立ちをなんとか抑えて 深呼吸をすると、朝陽先輩が 時計を指さした。
「ほら、 予鈴なるぞ 〜 笑」

予鈴、、はっ…!
私は 2年生になってから 無遅刻無欠席。
これが破れたら終わり。
そう言えば、いつの間にか ユイも 居なくなってた。

「いっ、急げ〜!」
こっちを見てニコニコしている先輩に別れを告げ、急いで教室へと向かった。