身長差30cm、恋の距離は0cm?

(ちゅあ視点)
真相を知りたい一心で、私は朝陽先輩に直接話しかける。しかし、彼は私を避けるように歩いていく。「朝陽先輩、ちょっと待ってください!」私が呼び止めると、彼は立ち止まった。「……なんか用?」彼の声は、これまで聞いたことのないほど冷たかった。「なんで、私を避けるんですか?」私は涙を流しながら問いかけるが、彼は「なんでもないよ。もう、羽園さんと関わっている暇はないから」と突き放す。

(朝陽視点)
ちゅあの悲しそうな顔を見て、俺の胸は張り裂けそうだった。本当は、今すぐにでも抱きしめて、すべてを話したかった。だが、彼女を守るためには、心を鬼にするしかない。俺は、彼女の目を見ることなく、冷たく言い放った。「君の気持ちには応えられない。もう、俺に近づかないでくれ」。そう言い残し、俺は彼女に背を向け、去っていった。

「ごめんね 。 羽園さん 。」
つい溢れた本音 。 どうか 、 本人に 聞こえてませんように 。