俺はヒロインをやめたい

「律くん!学人くん!ありがとう!」

「うん どういたしまして」

「名前はなんて言うの!?」

律くんが興味津々で聞いてきた

「わ、俺は佐久良あと!」

「あとくん、よろしくね」

「あと!よろしく!」

そう言って学人くんと律くんが微笑んでくれた

「うん!学人くん!律くん!よろしく!」

私が微笑みかけると2人の頬はボフッと真っ赤に染まった