本気の恋も三度まで〜恋愛したくなったら同僚がチャンスをくれました

「俺はパートナーが欲しかったら苦労はしないから。自分から動くことはあまりしないんだよね」
イタズラでも見つかったような顔で茉琴へ微笑みかける。

松岡の容姿やスペックを考えると、紛れもない事実だろうことをはっきり言われても嫌味がない。
それに本音で言ってくれるのは、自分に向き合ってくれているからだろうと好感が持てる。

茉琴も微笑み返した。
「松岡さんならそうでしょうね」

「茉琴ちゃんが俺にお願いしてくれるのはうれしいけど、茉琴ちゃんの場合は結婚前提でしよ?」

「はい…」
茉琴が申し訳なさそうな顔をすると、松岡は表情を変え、艶のある瞳で茉琴を見つめる。