『っ、空!!!』
陸が、俺を別の方向に突き飛ばして、代わりに自分が机の方向に突っ込んだ。
———ドンっ。
部屋に、鈍い音が響いて。
陸は、気を失っていた。
『り、陸? なあ、陸!! 起きろってば、陸!!!』
おでこから、真っ赤な血が流れていた。
どうしよう。どうしたらいいんだ……?
もしも、もう目を覚まさなかったら————。
『あら? 空くん、何ごとかしら?』
俺の大声に気が付いたのか、部屋にお母さんが入って来た。
『っ、お母さん!! り、陸が……!』
助けて。
そう言おうと思ったのに、その言葉よりも先に聞こえたのはお母さんの言葉だった。
『よかったわ。陸くんで。空くんの顔に傷なんてついたら、恥だものね』
陸が、俺を別の方向に突き飛ばして、代わりに自分が机の方向に突っ込んだ。
———ドンっ。
部屋に、鈍い音が響いて。
陸は、気を失っていた。
『り、陸? なあ、陸!! 起きろってば、陸!!!』
おでこから、真っ赤な血が流れていた。
どうしよう。どうしたらいいんだ……?
もしも、もう目を覚まさなかったら————。
『あら? 空くん、何ごとかしら?』
俺の大声に気が付いたのか、部屋にお母さんが入って来た。
『っ、お母さん!! り、陸が……!』
助けて。
そう言おうと思ったのに、その言葉よりも先に聞こえたのはお母さんの言葉だった。
『よかったわ。陸くんで。空くんの顔に傷なんてついたら、恥だものね』

