【空 side】
まず、一つ目。
俺が小学2年生の頃の話だ。
俺は双子だから、陸といつも比べられてきた。
俺たちが、財閥の息子だから、なおさらだったのかも。
こっちの方が運動が出来る。こっちの方が勉強できる。
そっくりな俺たち。親にとって、俺たちは替えが効く。
俺たちは、それぞれが唯一無二の存在で、変えなんてないのに。
お兄ちゃんは、陸。俺は弟だった。
だから、財閥だって……社長になるのは陸のはずだった。
でも————陸よりも、俺の方が優秀だった。
だから、親は俺を社長として継がせたかったらしい。
でも、長男は陸だ。だから、陸が継がないという選択肢はない。
そこで、親が思いついたことは最低な事だった。
まず、一つ目。
俺が小学2年生の頃の話だ。
俺は双子だから、陸といつも比べられてきた。
俺たちが、財閥の息子だから、なおさらだったのかも。
こっちの方が運動が出来る。こっちの方が勉強できる。
そっくりな俺たち。親にとって、俺たちは替えが効く。
俺たちは、それぞれが唯一無二の存在で、変えなんてないのに。
お兄ちゃんは、陸。俺は弟だった。
だから、財閥だって……社長になるのは陸のはずだった。
でも————陸よりも、俺の方が優秀だった。
だから、親は俺を社長として継がせたかったらしい。
でも、長男は陸だ。だから、陸が継がないという選択肢はない。
そこで、親が思いついたことは最低な事だった。

