「そ、空!? なにやってる!?」
そう言って、陸も空を追いかけた。
「なにって……近づいてる」
「ばか! そう言うことじゃねえよ!」
「えっと……どういうこと?」
双子がわちゃわちゃ言っていると、ベンチから声が聞こえた。
「うーん……騒がないでよ、三月、蒼……」
みつき? あお?
誰だ……?
でも、聞こえてきたのは、確かに望月の声だった。
ただ……とげとげしい様子はなく、穏やかでのんびりとした声だった。
「みつき? 誰だよ、それ」
「ん……? 誰って、三月は三月でしょ……?」
あいつ……多分、寝ぼけてる。それで、陸を『みつき』ってやつと勘違いしてるんだ。
かなり目覚めが悪いのか、望月はぼーっとしていた。
「うーん……それにしても、今日は静かだねえ……いつも、下が騒がしいのに……」
「下? 誰だよ、そいつ?」
「誰も何も……って、あれ? あなた……三月じゃないね?」
望月が目を開けて陸をみつめる。
「しかも、あなたって……白夜、だよね?」
「それが、なんだよ?」
「そっか。で、隣のあなたも、白夜だね? 双子かな?」
「……ああ」
そして、望月は振り向いて、俺たちを見た。
「はあ。お前もいたんだ。じゃあ白夜の幹部全員ってとこ?」
「俺のことだけお前って言うのはやめろ」
「お前はそれでいいでしょ」
そう言って、陸も空を追いかけた。
「なにって……近づいてる」
「ばか! そう言うことじゃねえよ!」
「えっと……どういうこと?」
双子がわちゃわちゃ言っていると、ベンチから声が聞こえた。
「うーん……騒がないでよ、三月、蒼……」
みつき? あお?
誰だ……?
でも、聞こえてきたのは、確かに望月の声だった。
ただ……とげとげしい様子はなく、穏やかでのんびりとした声だった。
「みつき? 誰だよ、それ」
「ん……? 誰って、三月は三月でしょ……?」
あいつ……多分、寝ぼけてる。それで、陸を『みつき』ってやつと勘違いしてるんだ。
かなり目覚めが悪いのか、望月はぼーっとしていた。
「うーん……それにしても、今日は静かだねえ……いつも、下が騒がしいのに……」
「下? 誰だよ、そいつ?」
「誰も何も……って、あれ? あなた……三月じゃないね?」
望月が目を開けて陸をみつめる。
「しかも、あなたって……白夜、だよね?」
「それが、なんだよ?」
「そっか。で、隣のあなたも、白夜だね? 双子かな?」
「……ああ」
そして、望月は振り向いて、俺たちを見た。
「はあ。お前もいたんだ。じゃあ白夜の幹部全員ってとこ?」
「俺のことだけお前って言うのはやめろ」
「お前はそれでいいでしょ」

