あなたに✗✗を捧ぐ。 ─少女は復讐相手に溺愛される─


はー……ちょっとだけ、すっきりした。


あそこまで言ったの、白夜のせいだからね?




あいつらが、思い出させたから。


はあ……あいつらと、一緒にいたら嫌な気持ちになるなあ。




んー、保健室行こうと思ってたけどやーめた!


屋上行こうかな?



あるかわかんないけど。




そう思い、あたしは屋上を探した。