「それに、私にはちゃんと本当の友達が出来たから! 気にしてくれてありがとう、夏希くん」
「……ははっ、あの子……乃亜ちゃん、だっけ。あの子には負けたなあ」
夏希くんは、乃亜ちゃんを少しは認めてくれたみたいだ。
そういえば。
「ねえねえ、玲夜くん。玲夜くんと乃亜ちゃんって、同室なの?」
「ああ……そうだけど」
「どんな子だった? 性格悪かったの?」
私がそう聞くと、少しだけ考えたようにして玲夜くんは言った。
「……悪くは、ない。今日の朝も、お詫びとしてサンドウィッチ作ってくれたし」
「ええー、いいなあ。私も食べてみたい」
「で、味は? 破滅的だった?」
夏希くんが笑いながら聞くと、玲夜くんは首を横にふった。
「いや、すげえ美味かった。朝も起こしてくれたしな。でも……」
「「でも?」」
「なんていうか、あいつ……態度がちょっと……」
態度? そんなに悪いの?
そう思ったけど、さっきの二人の険悪な様子を見て、少しだけ納得した。
「でも、媚びじゃなくて、嫌がってるんだろ? 玲夜が嫌いなやつなんているかな」
「ああ……あいつは、不思議だ」
「うーん……あっ、そうだ。今日は、二人も教室に来ない?」
教室に来たら、乃亜ちゃんと話して仲良くなれるかもしれないし!
乃亜ちゃんは知らないと思うけど、乃亜ちゃんの隣の席は玲夜くんだ。
それに——。
「女嫌いの玲夜くんにも、春が来るかもしれないよ?」
「っ、はっ!? 俺が恋愛なんかするわけねえだろ……」
そう言いながら、顔は赤い。
ふふふ。
あの二人、意外と良いと思うんだけどなあ。
二人の様子を思い浮かべて、私は微笑んだ。
「……ははっ、あの子……乃亜ちゃん、だっけ。あの子には負けたなあ」
夏希くんは、乃亜ちゃんを少しは認めてくれたみたいだ。
そういえば。
「ねえねえ、玲夜くん。玲夜くんと乃亜ちゃんって、同室なの?」
「ああ……そうだけど」
「どんな子だった? 性格悪かったの?」
私がそう聞くと、少しだけ考えたようにして玲夜くんは言った。
「……悪くは、ない。今日の朝も、お詫びとしてサンドウィッチ作ってくれたし」
「ええー、いいなあ。私も食べてみたい」
「で、味は? 破滅的だった?」
夏希くんが笑いながら聞くと、玲夜くんは首を横にふった。
「いや、すげえ美味かった。朝も起こしてくれたしな。でも……」
「「でも?」」
「なんていうか、あいつ……態度がちょっと……」
態度? そんなに悪いの?
そう思ったけど、さっきの二人の険悪な様子を見て、少しだけ納得した。
「でも、媚びじゃなくて、嫌がってるんだろ? 玲夜が嫌いなやつなんているかな」
「ああ……あいつは、不思議だ」
「うーん……あっ、そうだ。今日は、二人も教室に来ない?」
教室に来たら、乃亜ちゃんと話して仲良くなれるかもしれないし!
乃亜ちゃんは知らないと思うけど、乃亜ちゃんの隣の席は玲夜くんだ。
それに——。
「女嫌いの玲夜くんにも、春が来るかもしれないよ?」
「っ、はっ!? 俺が恋愛なんかするわけねえだろ……」
そう言いながら、顔は赤い。
ふふふ。
あの二人、意外と良いと思うんだけどなあ。
二人の様子を思い浮かべて、私は微笑んだ。

