【琴音 side】
私は、教室を出て行った乃亜ちゃんを目で追いながらひたすらに涙を流していた。
————私を、あんな風に言ってくれて、嬉しかった。
私が白夜の姫になったのは、ほんの一か月前くらいだ。
私は、白夜の副総長である宮越 夏希くんと、三か月くらい前から付き合っている。
その頃は、私は夏希くんが白夜のメンバーだなんて知らなかった。
それは、私も乃亜ちゃんと同じく転校生だったから。
暴走族に興味なんてなかった。
だから、白夜のメンバーが誰か、とか、そもそも白夜自体もよく分かっていなかった。
それで、気に入られたのかもしれないね。
あっ、その頃から玲夜くんたちの白夜の幹部メンバーとは仲が良かったよ!
そして、一か月くらい前。
急に夏希くんに真剣な話があるって言われて、呼び出された。
別れ話かと思ったけど、違った。
自分が、全国No.1である白夜で、その副総長であるってことを言ってくれたんだ。
私は、教室を出て行った乃亜ちゃんを目で追いながらひたすらに涙を流していた。
————私を、あんな風に言ってくれて、嬉しかった。
私が白夜の姫になったのは、ほんの一か月前くらいだ。
私は、白夜の副総長である宮越 夏希くんと、三か月くらい前から付き合っている。
その頃は、私は夏希くんが白夜のメンバーだなんて知らなかった。
それは、私も乃亜ちゃんと同じく転校生だったから。
暴走族に興味なんてなかった。
だから、白夜のメンバーが誰か、とか、そもそも白夜自体もよく分かっていなかった。
それで、気に入られたのかもしれないね。
あっ、その頃から玲夜くんたちの白夜の幹部メンバーとは仲が良かったよ!
そして、一か月くらい前。
急に夏希くんに真剣な話があるって言われて、呼び出された。
別れ話かと思ったけど、違った。
自分が、全国No.1である白夜で、その副総長であるってことを言ってくれたんだ。
