あなたに✗✗を捧ぐ。 ─少女は復讐相手に溺愛される─

「……ううっ、なんで? せっかく、お友達が出来たと思ったのに……」


「……気にすんなよ。所詮はその程度だったって事だ」


「そうそう。俺たちが一緒にいるから、な?」


「私が駄目なのかなあ……? 乃亜ちゃんと友達になれて、嬉しかったのに……」


「女なんて、みんなそうだろ。俺たちの顔と立場しか見えてない。琴音に近づいたのだって、俺たちに近づくためだろ」


「でも、私が白夜って知ったのは多分さっきだもん……」


「なあ、そいつに言ってやろうか? 琴音を泣かせんな、二度と近づくなって」


「っ、でも……!」





……はあ。


結局、あたしは悪者ですか。



たぶん、琴音ちゃんと話しているのは白夜だろう。



きっと、そこに漣もいる。






……意味わかんないな、あいつら。


琴音ちゃんを泣かせているのは、あたしや、クラスメイト?



確かにそうかもしれない。




だけど……。